身延・伊豆 護法団参

1日目の昼食場所は、岐阜県恵那峡の近所のドライブイン。
早朝5時前に但馬を出発し、今日の目的地まであと半分。
本日の予定走行距離は約630Km!

1日目の目的地の身延山に15時過ぎに到着。早速日蓮聖人の御廟所に参拝しました。

2日目の朝勤前(午前5時)の日蓮宗総本山身延山久遠寺境内の様子。沢山の参拝者で賑わっています。左は大本堂、右は一昨年落慶した五重塔。

大本堂の朝勤の様子。真ん中の赤い袈裟を付けておられるのが久遠寺の法主猊下(ほっすげいか)。

朝勤後、法主猊下のお話を聞く参拝者。天上の龍の絵は加山又造画伯によるもの。

大本堂の朝勤後に行われる祖師堂の祈願様子。金箔が張られた柱が美しい。

客殿の長い廊下。右の部屋で朝勤後、朝食のおにぎりを戴きました。

客殿にある大玄関から眺めた、久遠寺境内の様子。この玄関は、いわゆるVIP専用のため普段は使われていません。

客殿の北側にある庭。

大本堂での輪番奉仕の様子。法首猊下の委嘱を受けた参拝団は、ここで法首猊下にかわって、日蓮聖人に御給仕をさせて戴きます。朝勤の時など普段はここに経机がきれいに並べられていますが、このときは、きれいに片付けられており、一般の参拝者は普段はここへは、立ち入る事が出来ません。

伊豆半島の本山佛現寺本堂内で、貫首様のお話を聞く参拝団の一行の様子。

佛現寺本堂の前で。日蓮聖人が伊豆流罪の時ここで3カ年を過ごされました、当時この地方の地頭八郎左衛門祐光が熱病にかかって苦しんでおり、一族の懇請で祈祷されたところ、たちまち快復し、一族はそのお礼に伊東家の重宝であった海中出現の釈迦佛の立像を聖人に差し上げました。ちなみに寺号はこの故事に由来しています。

三日目、伊豆半島の蓮慶寺の本堂前の様子。このお寺は、日蓮聖人が伊豆流罪の時、日蓮聖人をお助けし、かくまって御給仕された船守弥三郎夫婦の住宅跡に建立されたものです。

蓮慶寺本堂内で住職のお話を聞く参拝団の様子。

蓮慶寺の下を海に向かって約40m程下ったところにある、御岩屋祖師堂。日蓮聖人は弘長元年(1261)5月12日にこの地に流罪になりました。このとき日蓮聖人は地元の漁師に救われ、そしてその後約1ヶ月程の間、その漁師夫婦(船守弥三郎夫婦)によってこの洞窟にかくまわれました。ここは30〜40年ほど前までは、道路のあたりまで海岸であり、現在は埋め立てられて住宅が建ち並んでいます。

画像真ん中の、岩が二つ並んでいるあたりにあった海中の岩礁(俎岩)に、日蓮聖人は船から降ろされ、置き去りにされました。

平成23年6月24〜26日、兵庫県北部宗務所主催による身延・伊豆護法団参が開催されました。
梅雨の時期にもかかわらず天候に恵まれ、観光バス4台を仕立てて総勢130人が参加しました。
なお、画像は時系列で掲載致しました。